小分けが鉄則!本の荷造り

 

引越しの際の荷造りで、簡単な部類に入るのが「本」です。

 

形がある程度そろっているのでまとめやすいし、詰めやすい。

しかし、ここにもいくつか注意ポイントがあるんですよ。

 

まずは「小さいダンボールを使う事」。これは鉄則です!

 

蔵書が多い方は特に、大きめのダンボール1つにまとめてしまいがちですが
そうすると、詰め終わったダンボールの重さはかなりのものになります。

 

箱の底を布ガムテープなどで厳重に補強すれば、底が抜ける事はほとんどありませんが
絶対ではないですし、あまり重いと荷解きの時に腰を痛める可能性もあります。

引越し業者も同じ人間なので、持てない場合、また運ぶのに苦労する場合は別の箱に小分けをお願いする事もあります。

2度出間になってしまうので、本の梱包には、一番小さいダンボールを使いましょう。

 

一番小さいサイズは3辺の合計(縦、横、高さ)が100cm未満の段ボールを指します。

 

もし小さめの箱が無い場合は、本を詰めるのは下だけにして、上は衣類などで隙間を埋めておきましょう。

 

詰め方は、横に寝かせず縦にして入れて下さい。

 

また、同じサイズの本を紐で縛る方法もよくみかけますが
本のダメージを考えるならば避けた方が良い方法です。

 

もし手元に、中古で購入した書籍がありましたら本の底の部分を見てください。
線状の凹みが数本ありませんか?

 

これは紐で縛ってまとめた時につく跡です。

 

それ以外にも、トラックの振動で本があちこちにぶつかり
角やカバーに傷がつく事も多いです。本は箱詰めでの梱包が適しています。

 

特にお気に入りの本は、梱包せずに手荷物に入れて新居に持っていくのも
よいかも知れませんね。

 

 

本は比較的早く荷造りできるので、一番最初に梱包を始めてしまっても良いでしょう。